著名な漫画家によるイラストが NFT化される動きも見られます。 漫画業界では、 経年変化に弱い原画の価値を保つためにブロックチェーンが活用できるのではないかと期待されています。
集英社が人気漫画「ワンピース」 を NFT 化
集英社は、2021年3月に開始したマンガアート販売の新事業「集英社マンガアートヘリテージ」 (https://mangaart.jp) の一環として、 尾田栄一郎氏による『ONE PIECE』 のカラープリント作品を販売しました。 各作品は10枚~ 20 枚限定です。 また、 作品の価値を保証し、 次の世代へと引き継いでいくために、スタートバーン株式会社のブロックチェーン NFT 証明書発行サービスを採用しています。
東村アキコ氏がNFT アートを販売
日本テレビ系でドラマ化もされた『東京タラレバ娘』や『偽装不倫』など、多数の人気作品を持つ漫画家の東村アキコ氏は、2021年9月に、 NFT マーケットプレイス 「Adam byGMO」 で NFT アートの販売を始めました。 東村氏が思うNFTの魅力は、国内で原画展を開催しても日本の人にしか届きませんが、 NFT で販売すれば世界中の人に作品が届き、さらには売買できる点とのことです。
2022 年以降はさらに、 NFTの可能性を信じた著名な漫画家や新進気鋭のクリエイターが、次々とNFT作品を売り出しそうですね。